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財務顧問

財務顧問ってなに?

多くの大企業には、自社内に財務部という部署が存在します。
経理部が過去のお金に関する記録や精算をする部署とすると、財務部は未来のお金に関する業務を行う部署です。
安定的に事業を継続していくために、中小企業にこそ「未来のお金に関する部署」が必要だと、私どもは考えています。しかしながら、財務部の設置や、財務担当役員を雇用することは、人材面、費用面から中小企業にはハードルが高く、自社内に財務部があるケースは稀です。
そこで、私どもが財務担当役員(CFO)の様な存在として財務面(未来のお金に関する業務面)から社長をサポートするのが財務顧問サービスです。

業務メニュー例

  • 1財務分析報告会の開催

    2お金の借り方のルールのコーチング

    3貸借対照表(BS)の改善

    4貴社の銀行の格付けのチェック ➡︎ 無担保、無保証、金利改善ための銀行交渉

  • 5幹部や後継者に対する財務戦略のコーチング

    6中期事業計画の策定サポート

    7合併等の組織再編を通じた繰越欠損金の活用

    8リスケに伴う財務DDと銀行交渉サポート

サービス事例1

サービス業 J社(埼玉県) 売上2億円

上記①②③④の複合による対策

お悩みと状況

利益は出ているが、資金繰りに余裕が無いというご相談を受けました。
まず、キャッシュフローと財務状況分析の結果、節税のための保険料の支払いが必要以上に多く、資金繰りを圧迫し、保険料を支払うために借入をしている状態でした。
また、借入金の返済期間を明確な基準もなく、短期間に設定していたため、毎月の返済額が利益で獲得するキャッシュより多い状態になっていました。

対応策

会社は3期続で増収増益となっています。また、財務改善後に、銀行との交渉を行い、保証協会無しのプロパー融資への切り替えにも成功しました。

対策後の効果

一番の効果は、社長自身がキャッシュフローの仕組みについて理解したことです。仕組みを理解したことで、今までの財務戦略を方向転換し、過度な節税をせず、自社内にしっかり事業資金を貯める財務計画を社長自ら策定してくれました。(社長自身が策定した計画の方が達成の確度は高いです。)
そして、その毎年貯まる事業資金の一部を従業員の処遇改善に充てたことで離職率が下がり、会社は、3年連続で増収増益となっています。また、財務改善後に、銀行との交渉を行い、保証協会無しのプロパー融資への切り替えにも成功しました。

サービス事例2

製造業 T社(群馬県) 売上5億円

上記①②③⑥の複合による対策

お悩みと状況

財務分析勉強会のご要望があったので、社長に対して財務分析勉強会を行いました。
その過程で、グループ内に多額の利益が出ているT社と、毎年赤字を出し、複数の銀行から多額の借入があるU社の2社があるが特段なにも対策を行っていないということが解りました。
さらに詳細を伺うとU社は、借入返済のリスケを行っており、6%という高率の利息をT社から貸付けを受けることでなんとか支払っていました。
一方、T社は毎年、多額の納税を行っているとのことでした。

対応策

まず、中期事業計画を作成し、財務状態が良く銀行格付けの高いT社に対して運転資金の融資を実行して頂きました。
その後に、T社とU社を合併し、融資条件の悪いU社の借入金を、運転資金の融資で得た資金で一括返済しました。

対策後の効果

T社の信用力で融資を受けた借入金でU社の借入金を返済したことにより、実質的に好条件への借換えに成功しました。結果、年間400万円以上の金利と保証料の削減をすることができました。
また、合併によりU社の欠損金2億円をT社に引き継ぐことにより、2年間で約6,000万円のT社の税コストを削減することができました。

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